綴化(てっか)が大好きだと叫びたい!
- るっち
- 2020年5月10日
- 読了時間: 2分
字の雰囲気から「綴化(てっか)」を「せっか」と読んでしまうことが多いですが(筆者も未だに読んでしまう)、「せっか」は「石化」であって、これはモンストローザになるので別ものになります。
綴化(てっか)とは成長点が帯状に広がったもので、「帯化」と言うこともあります。
※なお、「石化」は成長点が複数になり、いたるところから勝手に育つものを指します。
そんな綴化は、うねうねと帯状に伸びていき、その姿は唯一無二の存在となります。
例えば
⇩

こんな感じ
⇩

どういう事がきっかけとなるかは分からない様で、
つまりは何千、何万の個体の中からたまたまそんな風に成長点が横に伸びてしまう
奇形種なのである。
しかし、そんな貴重な個体ですが、意外や意外に出回っている。
というのも、ある程度の部分で半分に切って乾かして植えると、また根が生えて成長し
普通のサボテンと同様に増やすことが出来るのである。
な~んだ、それならすぐ手に入るじゃん( *´艸`)
と思いきやどっこい!!
やはい種類によっては、元々成長が遅かったり、
市場に出回り難い品種だとさらにその個体数は少なくなってくる。
あぁ、あの自然の造形美、only oneが大好きだ・・・
ほしい・・・
欲しい・・・
欲しいいぃぃぃぃ~!!!
あ、そうだ!
無ければ自分で作ればいいんだ(´∀`)
と、まぁ浅はかな考えのもといろいろ考えてみる。
考え方としては、成長点が横に伸びる要素を作ってやれば、
自然とそちらにシフトするのではないか???
( `∀´)
案1)成長点1か所をボンドで固定。
案2)成長点付近2か所をボンドで固定。
案3)成長点付近3か所をボンドで固定。
そんな訳で、実験に協力していただくのは、
恐ろしいほどに生命力の強いエキノプシス属の「短毛丸」。
※もしかすると、今回の取り組みに対し人間のエゴだなど、
様々な意見もお持ちの方もいらっしゃるかもしれれませんが、
実験的要素および品種改良考えの基実施しておりますので、
むやみやたらに植物を傷つけている訳ではいない事をご理解の上、
お読みください。

こんな形で塗布していきます。
案1)成長点1か所をボンドで固定。

案2)成長点付近2か所をボンドで固定。

案3)成長点付近3か所をボンドで固定。

サボテンは春から秋にかけて急成長をしますので、
今後の展開としては、早ければ年末あたりには何らかの変化があるかもしれません。
また、こちらのブログで報告させていただきます。
ごくり(; ・`д・´) どうなるんだろう・・・
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